【競馬】初心者でもマネできる的中率・回収率アップ競馬予想:競馬歴31年の玄人が教える投資競馬の極意【kindle Unlimited編】
こんにちは八番です。
今回からkindle Unlimitedで読める本について見ていった感想を書いていこうと思います。
前回書き忘れていた部分を追加させてください。
これまでは学ぶことがあったためそれを最初に四角に囲ってまとめていましたがkindle Unlimitedでの本では学びがあるか不明です。
なので四角のまとめがなかったら察してください。
今回はあります。
・競馬で儲けたいのであればルールを作って曲げない
・ワイド関係の本を探している人にはオススメできるかも
・初心者にはオススメできない本
・個人制作本は割と雑な可能性が高いと分かった
初めてのkindele本のため一番下のものは今回だけですが、理由は最後の方に書いています。
投資競馬
はじめにで月5万円を一つの目標とすると書かれていました。
年で60万を狙うということになります。
なかなかハードルの高いことを要求しています。
回収率を110%とした場合でも年に600万分賭ける必要があり、月でも50万です。
少しやってみようという人には手が伸びづらいです。
またこの後の章で20万を用意して20分割して賭けようという一例が書かれています。
投資の場合、それぐらい覚悟を決める必要があるということなのでしょうか。
×文字数を増やすための0章、1章
残念ながら水増しの多い本でした。
kindele独自のページ表記の仕方でフォントを最小にしても39%分が馬場、脚質、馬券の種類などの用語解説であったり、本当にあるかどうかもわからない競馬予想の詐欺について書かれています。
よしんば馬券予想を買わせる詐欺があったとしてもそれを説明する必要は本当にあったのかと。
この本で解決したい内容はタイトルの通り「的中率・回収率アップ」なのであって、詐欺がこのようにして行われている、騙されないようにしようなどという話は求めていないわけです。
また、用語解説にしても初歩的な用語ばかりだったためJRA公式やブログで書かれている方もいますので必要なかったのではないかなとなりました。
○/△ワイド転がし
簡潔にまとめると「上がり3ハロンで一番いい成績を収めていた馬を軸にしてワイド馬券を買う」というものでした。
前回の上がり3ハロンが1位の馬が勝っているデータが少しありましたが、少量のため当てにならないです。
前回の上がり3ハロンが早くても、今回1着になれるかは不明です。
なので、このデータだけで賭けようとするのは危険だと考えております。
そして勝った場合、「その金額をもう一度別のワイド馬券で賭ける転がしを1度だけ行う」と本書では説明されていました。
ここは参考にしても良いかもしれません。
その上でいくつか決めているものがあるようです。
掛け金の20分割
1万〜30万で月の予算を決めてその金額を20分割し、設定した金額を2回の馬券で越えられるような倍率のものに賭けるとされていました。
20万であれば一つの馬券に1万です。
初心者がいきなりやるにはハードルが高いと最初に書きました。
慣れていないのにいきなり書かれた通りにするとまず間違えなく資金がなくなります。
この本では20万で書かれていましたが1万に変えて書き直して見ます。
1万の場合
一度に賭ける金額500円を2回賭けて1万円にする。
一度目で獲得できたお金は全て2度目にも賭ける転がしを行う。
そのためには1回目4.0倍、2回目5.0倍で同じ金額に戻せる。
4.5倍で二度当たった場合、1回目2,250、2回目10,125となり
オッズ4.5倍以上としておけば2度目で儲けられる。
これなら初心者にもまだ手が出せそうです。
ですが、先ほども書いたように根拠が上がり3ハロンだけでは薄いです。
ご自身で信じられるデータを使って、それが上がり3ハロンのデータだったとしてもやってみる分には問題ないと思います。
○ルールを決める・守る
この本で学べた要素の一つです。
自分で決めたルールを守るという単純なものですが大事なことです。
実際はいくらか競馬をやって見て、自分の成績にあったルールを考える。
何メートル以下のレースはやらない、重賞以外はやらない、ダートはやらないなどのレースの部分のルール
馬の体重の変動が大きい時、騎手が乗り替わりの時、牡馬牝馬についてなどの馬についてのルールを決めて
勝った、負けた状態が続いたとしてもルールは破らず守る。
ルールは何ヶ月かに1回少しずつその時に合うように変えていく。
ずっと変えないことはまずいのでメンテナンスは行うべきでしょう。
ルールを決めるのはメンタル的にも良いので取り入れてみます。
こちらで試してみますので続報にご期待ください。
×著者名
極め付けの悪い部分です。
最終ページに書かれている名前と表紙に書かれている名前が違うためどちらが正しいかわかりません。
後書き最終ページ:成田葵
表紙:成井葵
こういった些細な点も本を信用できるかに関係してくる部分だと思います。
実際にどちらの名前で検索しても人となりが分かりませんでした。
馬券投資プランナーと名乗っているようですが一般用語ではないためこの肩書きとなった部分も読みたかったのですが……
本書内に自身の回収率などデータがない点から根拠がないため信用できない本になってしまいました。
まとめ
最終的な感想はなんとも言えません。
使えるような使えないような、説得力がないため参考にできる部分もありましたが、これまで以上に慎重に分別しないといけなかった点が疲れました。
一応、一部使える情報だと判断したので最終的な評価は2/10です。
信用できない情報、薄い本編、学ぶ内容はあったものの少ないためこのぐらいかなと評価しました。
今回、競馬の個人制作本は初めてだったので耐性をつけるという意味ではこの本が最初で良かったのかもしれません。
さらに少し評価が下がった理由について最後に書きます。
×大文字にしての宣伝
競馬データの宣伝本だったのではないかと思われます。
ここでも名前を出して宣伝したくないので名前は出しません。
所々で出てくるので名前が出てくるので腹が立ちました。
告知
kindle Unlimitedで読める競馬本について読んで欲しいものを募集しています。
良いものでもやばいものでも何かあればお願いいたします。
次回投稿は10日後の8/24(水)とさせてください。
ご清覧ありがとうございました。