【競馬】勝ち馬がわかる 競馬の教科書 改訂版(池田書店) (著 鈴木 和幸)

2023年11月5日

こんにちは八番です。

本を読む企画、第2弾は「勝ち馬がわかる 競馬の教科書 改訂版(池田書店)」をKindle版で読みました。

まずはこの本の第1章、第2章の結論を書いていきます。

・全体的に情報の質が高い

・トピックスの頭に印がついており見た目でわかりやすくなっている

・競馬新聞とされているがどのデータベースにも利用できる

・教科書の名前に偽りなし、しっかり学べば馬券につながる馬がわかる

・馬券で勝ちたいだけではなく競馬を楽しみたい人にも勧められる本

あまりにも内容が多くデータも良かったので1章と2~5章で分けて感想を書いていこうと思います。

そのためにも先にこの本の全体構成は書いておきます。

第1章:競馬新聞はここを見る

第2章:パドック・返し馬で激走馬を見抜く

第3章:競馬番組とコースを知る

第4章:現代競馬の傾向と対策

第5章:勝負を分ける馬券の買い方

このうちの「競馬新聞はここを見る」、「パドック・返し馬で激走馬を見抜く」が今回の記事で書く内容になります。

内容については予想に直結してしまうので、できる限り引用は避けて書いていきます。

商品についてはこちらから購入できます。

それではご覧ください。

◎競馬新聞はここを見る(p24~)

競馬新聞に関係する内容が書かれている章でした。

勝てる馬の本質に迫る要素が多く書かれており、近走や持ちタイム、走破時計、調教の見方についてそれぞれ解説しています。

この中でもかなり役に立った2つを紹介します。

持ちタイム

指標となるようなタイムも書かれているため一眼見たらその馬の良し悪しがわかるようになっていました。

これまでは同レースに出ている他の馬と比べる相対評価しかできませんでした。

今回の本で指標となるタイムから絶対評価ができるようになりました。

レース場ごとと言うわけではありませんが1200m,1600m,2000m,2400m,3200mでレースの条件ごとで評価できるタイムが書かれています。

この本だけを信じるわけではありませんが他視点で見ることができるようになった点はかなり大きいです。

調教欄

競馬新聞ではG1などの大きいレースだと調教の情報が乗っています。

G2,G3,オープン,新馬戦の時がどうだったかは覚えていないのでわかりませんがnetkeibaではコースに入るとどのレースでも見れるみたいですね。

調教の内容についても触れられています。

調教のコースの特徴、美浦と栗東の違い、調教の仕方などが書かれており調教欄を見る最低限の知識もこの本で得られました。

その後、具体的な調教時計で良し悪しを見れるようになりそこでも馬を評価できるようになりました。

また調教とは少し関係のない単語の話なのですが

トラックマンって記者さんのことだったんですね。

いろいろと見ている時にトラックマンはこう言っていたよと見たのですがトラックの運転手が何を知っているんだろうとなっていました。

運搬のための人はいるだろうと思っていたのですが恥ずかしい限りです。

この本で知ることができました。

競馬新聞以外にも利用できる

この本で書かれている方法は競馬新聞で見る方法とされていますが他のものにも利用できます。

基本的に競馬情報を出しているところは馬柱や過去のレース順位、タイムなど確認できます。

競馬新聞と章で書かれているから見ないようにしようとしている人は勿体無いので見てください。

○/☆第2章はカラー(p152~)

パドック編は体や毛艶を見せるためかKindle版ではカラーでした。

本はどうかわかりませんがそれぞれの馬の違いが分かりやすく良かったです。

部位の写真が多く、状態が良い馬、悪い馬の状態について多く書かれていました。

パドックでどの馬が良いか悪いかわからなかったので見るべき箇所を提示してくれたため次行く時には注意深く見てみようと思いました。

◎見出しがわかりやすい

馬券につながる内容ではありませんがそれぞれの小節で重要な要素がわかりやすくなっています。

予想印と同じで良いものは○で悪い要素は×と視覚的にわかりやすいです。

時間がない人は◎と×を見ていき、要素を満たしている馬で買ってみるのも良さそうです。

普通にブログでも使える要素かなと思ったので今回組み込んでみました。

○1章分だけでもしっかりと学べる

本書の最初の方に「勝ち馬予想に必要な知識が満遍なく詰まっている」とありまして色々な要素が書かれていることが示唆されていました。

実際に1章なら競馬新聞での予想に関係する要素、2章ならパドックで見れる良い馬、悪い馬の要素が分かりました。

見出しとして書いてある印が第1章で108個分(2つ並んで記載されているものは1つとして)あり、それぞれ詳しく書かれています。

競馬全体として楽しむために必要な知識が第1章に多かったのでそれも高評価です。

私は1章、2章で学ぶことが多く何度も見直しています。

まとめ

全体を通して私の欲しい情報がたくさんあった本でした。

第1章が本当に読み応えがあり先週の土曜日、日曜日もこの本を参考にさせてもらい少しプラスで終えることができました。

当初の目標である回収率を上げるに本のおかげで近づきそうです。

3~5章分については来週7/22(金)20:00の予定です。

最終的な評価もその日にします。

商品の購入はこちらからどうぞ。

ご清覧ありがとうございました。

競馬,読書

Posted by 8番