【競馬】勝ち馬がわかる 競馬の教科書 改訂版(池田書店)(著 鈴木 和幸) 第3〜5章
こんにちは八番です。
前回に引き続き 勝ち馬がわかる競馬の教科書 を読んだ感想を書いていきます。
前回の記事を見られていない方はこちらを先にご覧ください。
基本的に引用はなしで内容の要約をしていきます。
商品はこちらからどうぞ
感想
・レース場の細かな情報、勝ちやすい馬の要素○
・トレセンの違い
・血統についてはこういうものもあるんだ程度だが下地は理解できる
・全体を通して競馬に必要な単語、知識に加え、馬券で見る場所も教えてくれる良本
・データも多数あるため信憑性が高く、馬券に含められるデータも多数あり
・何度も読み直して理解を深めたい
・競馬を学びたい人に最初にオススメする本
第3章 競馬番組とコースを知る (p194~)
開催地ごとのレースの一覧を競馬番組と呼び、年齢や条件で分けられている一覧のようなものがありました。
こんな名称でレースの一覧表があるとは初めて知りました。
今はいくつも情報を見れるのでどこでどのレースをしているか分かりますが、こういったものを見てみるのもレースを覚えられるのでいいかもしれません。
◎コースそれぞれの特徴
コースを知る部分でそれぞれの競馬場の特徴が書かれていました。
芝・ダート、1000~3200メートルでそれぞれの特徴、勝ちやすい馬が記載されています。
特徴の部分は東京、中山、京都、阪神、中京、福島、新潟、札幌、函館、小倉競馬場で坂がどこにあるか、コーナーから直線までの距離など細かく書かれてあります。
勝ちやすい馬はそのコースでの逃げや先行、差し、追い込みが勝ちやすいとする情報やハイペース、ローペースになりやすいとあるためペースに耐えられそうな馬を選ぶ指標にできそうです。
第4章 現代競馬の傾向と対策 (p251~)
主にトレーニングセンターの話と血統の話となっています。
美浦と栗東
ウマ娘内で生徒たちは寮に住むわけですが、その名前が美浦と栗東となっていましたので名前は見たことがありました。
ただトレセンのどちらが西で東かはわかっていませんでした。
美穂が東、栗東が西で茨城と滋賀だと覚えました。
その上で関西馬の方が勝っていると言うデータが提示されました。
西高東低の強さ
2015年〜2020年の勝利数は関西馬が目に見えて多く、G1勝利も重賞勝利も2倍差がつくこともあったようです。
また調教師もリーディングトレーナーのランキングを3年間で見ると上位10名のうち6〜7人が栗東側だとするデータも提示されています。
目が当てられている部分が西が強いとする部分ですが、ほとんど差ができないようになっているのはすごいかなと。
ただ、トレセンによって勝ち負けに差があると考えたことはなかったです。
馬券に関係しそうなデータではあると思いますが、結果論だと思うのでこれだけで買い目を変えようとするのはできないなとなりました。
△血統
血統については何度か読み直しましたがよく分かりませんでした。
とりあえず良い血統のものがあり、レーティングで能力が定められてランキングにもなっている。
SS系やND系などとされて今の競馬にも影響を与えている種牡馬があるといったところがわかりました。
インブリードや3×2、3×3は軽く聞いたことがある程度で詳しくは知りません。
次読む本は血統系を考えているのですが本だけで学べますかね…
ここはゲームのダービースタリオンやウイニングポストとかをやってみて勉強するのがいいかもと考えています。
第5章 勝負を分ける馬券の買い方 (p288~)
ここは他の本とあまり変わりませんでした。
単勝、複勝、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単のマークシートでの書き方
賭けてプラスになる場合の買い方の紹介などなので個性を出し辛い部分だと思います。
◎全体を通した感想
色々と知識をつけさせてくれるいい本でした。
前回の本が嘘みたいに自分の求めている情報が入ってくるので約1ヶ月分時間をいただくことになりました。
馬自身の強さだけではなく競馬新聞、パドック、レース場、血統から馬券に関係するものを読み取っていくとするのが別視点で良いです。
データも豊富なため見やすいながらに必要なものは揃っていると感じます。
また、別の競馬本を読んだとしても競馬の単語を知っているので読みやすくなります。
評価を10点満点で出すなら、今の所10点を出せる本です。
もちろん予想する上でこの本だけを信用するのはまずいですが競馬全体の知識の下地をつける本としては最適です。
まとめ
有意義な勉強をさせてもらったなと感じています。
あとは実績を残せるかどうかですが夏は荒れるのであまりやりたくないのでどうしようかなと
夏競馬の福島、小倉、札幌競馬場の情報もあったので参考にしてみて予想してみるかもしれないです。
皆様も是非ご覧いただければと思います。
次回は最初に挙げた馬券士バイブルの本を8/5に予定しています。
ご清覧ありがとうございました。