【競馬本・読録】神の馬券術
こんにちは八番（@3b5fvtmhBKVFxTZ）です。
読録本格始動です。
今回は「神の馬券術 年間収支をプラスに変える43の奥義」を読んでその内容を要約してお届けできればと思います。
結論としては良い本でした。
必要十分な内容が記載されていて、誰でも試せるような方法であったためとりあえず読んでみる本として適しています。
特に現在回収率がマイナスな人は試せる内容が書かれていますのでオススメです。
概要
テレビにも出演されている方が出版されている本です。
回収率は100%超えのようでテレビやyoutubeで結果が残っています。
タイトルに43の奥義とされている通り、43個の副題に合わせて馬券のあれこれが記載されているタイプの本で、一単元がおよそ4~10ページにまとまっています。
そのため読みやすい本ではありました。
kindleでのページ数は221ページ、読了までにかかった時間は4時間程度です。
奥義の中でも皆様でも実行できそうな4点についてまとめます。
その章を見出しにしながら私の考えも混ぜて書いていきます。
買った時点でハズレが確定している馬券は買うな
馬連を購入する際に軸を決めたら5点なり10点なりを購入になります。
その時点でハズレが確定します。
4点〜9点外れる馬券が発生するからロスが多い、無駄にしているお金が存在している
このマイナスを馬券で取り返すのにはとても労力がいることであると本書では記されています。
その点、馬連1点買いだと買った時点ではロスは発生していない最強の買い方である
常に負ける可能性があるため買い目は最低限にしようという内容です。
これはかなり衝撃が走りました。
私の賭け方はそのまま軸に決めた馬からほとんど総流しで馬連、ワイドを購入する方法を取っていたからです。
まだ馬を見極める力がないと諦めていたためしっかりと軸にする馬は選びますが、紐は半ば適当に消す馬だけ消してあとは全部買っていました。
ワイドだと2点当たる可能性もありますがそれでもほとんどが
意味のないハズレ馬券
となるためかなり無駄にしていたのだと気が付かされました。
1点というのは極論としても買い目を少なくするのは理にかなっています。
もちろん的中率はとても下がってしまうため資金が切れる可能性も出てきます。
当てないとマイナスになるのは当たり前なので次項以降の内容が重要になります。
点数ではなく券種を増やせ
馬連に合わせてワイドや単勝の購入をして的中率を担保しつつ回収率も上げようという内容です。
馬連を3点購入するのとワイドを1点購入するのは当たる確率が同じなため馬連3点は効率が悪いとされています。
1-2,3,4の馬連が当たる確率は1着に1が入り、2着に2,3,4が入るパターン3つ、2,3,4が1着に入り、2着に1が入るパターンの3つの計6通り
1-2のワイドが当たる確率は6通りあるため同じです。
であればバラバラに分けていた金額を一つにまとめた方が払い戻し額も多いということです。
馬連を基本にしてワイドを保険にすると的中率が上がるだけでなく1着2着に来た場合ダブル的中になる利点があります。
オッズによってもちろん変わりますが馬連で何通りも買いたい場合は軸にしている馬の単勝を購入した方が無駄な馬券がなく的中率も高いという主張です。
的中率を担保するために買い目を増やすと意味がないようにも思いましたが、紐抜けで軸を選んでいたのに当たりがなくなった馬券もありました。
本書に記載のまま全ての券種で1,000円を賭けるとトリガミが生まれそうですが、そこは臨機応変に単勝、馬連、ワイドのオッズに合わせて調整して賭けたらこの章の内容も活かせそうです。
1番人気を本命にするな！
1番人気を絶対に軸に選ばない心持ちが書かれていました。
1番人気を選ばないというだけで真剣に予想をする必要が出てきて、頭を悩ませることになり成長につながります。
配当的にも1番人気が来ない方が儲かるため回収率にも影響が現れます。
ただそれでも1番人気が1着に来ることは往々にしてあります。
なので1番人気が飛びやすそうな条件や馬を見つけることで1番人気が入りそうなレースに賭けないというところまで考えてレース選びをしないといけません。
レースを選ぶ選球眼まで養われるため取り入れてみても良いなと思いました。
また、あくまでも本命にしないとのことで軸にはしない、紐には入れるみたいなことはしても良いようです。
そのため直近のジャパンカップでも絶対に来そうなイクイノックスを選んではいけないということでもなく、軸だけしっかり決めたら馬連1-2で買うとしても良いみたいです。
単勝のみ購入するトレーニング
ここだけ章のタイトルをそのまま持ってきませんでしたが「1年間、1番人気以外の単勝を買い続けろ！」です。
先ほどの章にもつながりますが1番人気を外すということは予想力を上げる必要が出てきます。
いきなり馬連やワイド1通りは難しく当たらないため、まだ的中率が高めの単勝のみ購入することがお勧めされています。
また、何も賭けずにエアーでやる、100円だけでやることは推奨されておらず、少なくとも500円は賭けて増減を記録した方が真剣にやるので予想力が上がるそうです。
尻尾に火がついた方がやる気も出ますし、増えたり減ったりで感情がどう動くかも理解した方が競馬で大きい金額を扱えるかどうか確認できます。
この内容は早速11/26の開催からやりました。
一年は続けて欲しいと書かれていましたがとりあえず1ヶ月やってみることにします。
検証結果は出すかもしれないし出さないかもしれません。
結論
人に勧められる良本でした。
競馬始めたての人にはまだ早いですが、読んでおいた方が後々に効いてくるかもしれませんね。
競馬で現在負けている人はとりあえず読んで実践するとプラスになるかもしれません。
それぞれの項目が短くまとまっており読み疲れることはありませんでした。
他の競馬本であったメンタルの部分だけみたいなこともなく割合的に馬券7:メンタル3ぐらいで他の本よりも馬券に注目しているようでした。
あと当たり前ですが誤字脱字、意味不明な説明、無料LINEへの誘導がなかったため騙しにきている感じがしませんでした。
記載できなかった39の項目にも良いところがたくさんありましたので回収率を上げたい人、的中しなくても折れないメンタルを手に入れたい方にはお勧めできる本です。
また一応注意ですが、一部に作者のネタっぽい文章が記載されているため気になる人は気になりそうだとは思いましたが、それぐらいしか欠点やおかしなところはありませんでした。
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サーバー代やこの企画内で購入する商品代の足しにしますので、何卒ご購入をよろしくお願いいたします。
まとめ・感想
ランキング上位に居ただけあって良い本でした。
今年の競馬成績はこれまでと方法を変えていないのに最悪だったので何かがおかしいのかなと思い始めていた頃で、回収率は50%を切りそうで正直かなりきつかったです。
夏競馬で大きく負けた以外にも根本的におかしなところがあったのだと本書で知れました。
もし残り1ヶ月で少しでも上向きになるようであればこの本を読んだ甲斐があるものです。
また、今回複勝やワイドは効率が悪いという話になっていましたが、逆にこれを推奨する本も読んでみたいですね。
私の基本的な買い方がこの2つなのでこれで勝っている人を見つけてみます。
ご清覧ありがとうございました。